矢野 恵(やの めぐみ)
助産師、中医アロマセラピスト
下松市生まれ、下松市育ち
高校を卒業後、養護教諭になろうと短大に進学しましたが、そこである助産師の講演を聴き感銘を受け、看護の道に方向転換。広島県立広島看護専門学校に進学しました。その後福岡県立看護専門学校助産学科に進み、助産師となります。
山口に帰り、光市梅田病院に入職。母乳育児をがんばるママ達の一生懸命な姿を見て、「母乳を勧めるからには、こちらも知識と技術をもっとつけなければ」と思い、当時桶谷式の認定者がいた大阪北野病院に移り、指導を受けました。
しかし、きちんと乳房管理を習得するには、やはりきちんと学ばなければ無理だと思い、その後1年間東京で乳房管理法の研修を受け、認定を頂きました。さらにそこで1年間スタッフとして母乳外来に勤務し、たくさんのママと赤ちゃんの母乳ケアをさせていただきました。この時に出会えた方たちにたくさんのことを教えて頂いて、今は感謝の気持ちでいっぱいです。
母乳をあげている姿は母子はもちろんのこと、見ている人も幸せな気持ちにさせてくれますね。私はその光景が大好きです。私は哺乳類にとって、母乳育児は自然なことだと思っていますし、ママ達も我が子を母乳で育てたいと思っている方は多いのです。
でもいざ母乳育児を始めてみると、思ったようにいかなくて途中でやめてしまう方も少なくありません。
疲れていて、つらいときに周囲の人からもミルクでいいよと言われると心が折れてしまいますよね。もちろんミルクでもいいのです。本当に体や心がギブアップなときは!
でも私が見てきた限り、本当にギブアップの場合は少ないです。「適切な時期に適切な対処をしたらよかったのにな…」と後でお話を聞いてもったいないなあと思うことも多々あります。
できるはずのママが知らなかったことであきらめてほしくない、母乳で育てたいと思っているママが少しでも楽に、楽しく母乳育児を続けてもらいたいという思いから、母乳ケアサロンを開業しました。
また、女性の体はホルモンのバランスなどの影響を受けやすく、不定愁訴と言われる、「病気まではいかないけど、何となく不調…」ということが多いと思います。でも家事や育児、仕事で忙しく、自分のことは後回しにしがちです。そんな女性が日々笑顔で過ごせるお手伝いがしたい!という思いから中医アロマセラピーの資格を取りました。
私は常々女性の未病による不調には、西洋医学より中医学(東洋医学)のほうがアプローチしやすいのではないかと思っていましたが、どう生かせばよいかと思っていたところ中医アロマセラピーの存在を知ったのです。漢方薬や鍼灸は女性は最初は敷居が高いもの。それがアロマセラピーという女性が好きなよい香りと心地よいオイルトリートメントを用いて体調や体質が改善できるならば素晴らしいと思ったのです。
がんばっておられる女性のために、私ができることは、精一杯お手伝いさせていただきたいと思っています。
マムズタッチの意味
母乳育児に悩んでいるママの体と心に触れて、一緒に問題を解決したい…
子供の時ママから「痛いの飛んでいけ」と言って撫でてもらうと、ふっとつらい症状が
やわらいだ…そんな経験ありませんか?そんなママの手のようなケアを提供したい!
このような思いからサロンの名前をつけました。